NHKが日本の第11管区海上保安本部を引用して報じたところによると、日本時間29日午前4時すぎ、中国海警局の船2隻が尖閣諸島の沖合で日本の領海に侵入し、午前4時20分ごろ、航行中の日本漁船2隻に接近する動きを見せた。
加藤氏は「誠に遺憾であり、断じて容認できるものではない。海警船舶の活動は国際法違反でもある。外交ルートにおいて東京と北京の双方で中国側に厳重に抗議し、日本漁船に接近しようとする動きを直ちにやめるよう、そして速やかにわが国領海から退去するよう強く求めている」と述べた。
NHKによると、尖閣周辺の沖合で中国海警局の船が領海に侵入したのは今年に入ってから11回目。