日本時間16時現在、ニューヨーク商品取引所における金の4月先物価格は、1トロイオンスあたり3.5ドル(0.2%)減少し、1728.8ドル(約18万9600円)となった。5月の銀先物は、0.79%減の24.915ドル(約2730円)。
金の価格は、26日に0.4%上昇した後わずかに下落した。金相場は、3月後半のほとんどの間、1720ドル(約18万8620円)から1750ドル(約19万1900円)の範囲で推移している。
ドルの為替相場は、金の価格が変動する大きな要因であり続けている。ドル指数(米国の主要貿易相手国6主要カ国の通貨に対する、米ドルの為替レートを指数化したもの)は、92.85まで上昇し、2020年11月以来の高水準となっている。ドルが高くなると金の需要が抑制され、金を他の通貨で購入しにくくなる。