Synspective(シンスペクティブ)は、ドイツのExolaunch社と、実証衛星2号機「StriX-β」打上げの契約を締結した。「Strix-β」は、Exolaunch社のSoyuz-2ロケットにより、ロシアのボストチヌイ宇宙基地にて、2021年後半に打ち上げられる予定。
StriX-βは、Strix-αに続く実証2号機で、地表のミリ単位の変動を検出するSAR特有の解析技術「InSAR (Interferometric SAR:干渉SAR)」を搭載し、軌道上での実証を目標としているという。
「(日本の) Synspective は実証2号機のStriX-β を2021年末、ボストチヌイ宇宙基地からソユーズ2を使って打ち上げる契約を Exolaunch と結んだ。」Synspective 社のサイトが契約発表について明らかにした。
#Synspective Selects #Exolaunch To Send Their Smallsat StriX-β To Orbit (via @SatNewsMedia)https://t.co/OmaQVBO4RG pic.twitter.com/TRYwIKf4Bg
— Exolaunch (@EXOLAUNCH) March 26, 2021
StriX-α の初の地球周辺の軌道投入は2020年12月、ニュージーランドの宇宙基地からの打ち上げで行われている。