問題となった広告は、同ブランドの2021年春夏コレクションのキャンペーンビジュアル。その動画の中で、日本のモデルのKokiさんが日本風の部屋で靴を履いたまま座ったり、着物の帯を連想させる布の上を歩いたりする演出が映し出された。
この広告を見た日本のツイッターユーザーから、「日本文化を侮辱している」「着物の扱いが酷すぎる」などとして批判の声が上がっていた。
I can't feel any respect from this video.
— いぶさん (@YvonneYvonne14) March 30, 2021
Even if this fabrics are H&M's clothes, not the Obi, It's still a very rude act.
Don't make stupid excuses just because this video won't be areaed outside of Japan(&HK)#ヴァレンティノ #valentino pic.twitter.com/mzsT1PUmIv
これを受けて、同ブランドは当該動画や写真を削除。30日、公式ツイッターで謝罪文を投稿した。
「この動画は日本の文化に敬意を込めて作成したもので、日本文化を冒涜する意図は全く無かった」と説明した上で「多くの方に不快な思いをさせてしまったこと、深くお詫び申し上げる」と謝罪した。
— MaisonValentino_JP (@Valentino_Japan) March 30, 2021
また、最後は「今回の件をブランド及びコミュニティに対する教訓とし、メゾンヴァレンティノはグローバルな規模での文化の包括性をさらに推し進めていく所存です」とのコメントで締めくくった。
Japanese people never lay kimono obi on the ground or step on it with their feet!!
— uzume (@_uzume__) April 1, 2021
This image is exactly the Cultural Appropriation by foreigners!!!
(Many Japanese don't care that foreigners wear kimono.)#VALENTINO pic.twitter.com/c84guop9H7
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