問題となったのは、6日午前に同市に流れる半田運河を地元の祭りで使用される「ちんとろ船」で渡る約200メートルの区間。江戸時代から続く伝統で乗船できるのは男性のみと決まっており、聖火ランナーだけでなく一緒に乗船する警察官や報道関係者も全て男性に限定していた。
半田市によれば、県の実行委員会にこのコースを提案した際、伝統的に「女人禁制」であることを伝えていたという。
これについて「男女平等をうたう五輪の理念に反する」などの批判が上がったため、市は関係者や県の実行委員会と協議し方針を転換。女性も乗船が可能となった。
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