同医師によれば、米国は、現地で生産されるワクチンの量が十分であることから、米国食品医薬品局の承認が得られた場合でも、アストラゼネカ社製ワクチンを使用しない可能性があるという。また、英国の医薬品・医療製品規制庁は1日、アストラゼネカ社製ワクチンの接種を受けた患者に、新たに25例の血栓症の発生が確認されたと発表した。
この間、米国の保健福祉局はアストラゼネカ社製ワクチンの最新研究データが不完全だとして、同社の報告に疑問を抱いていると報じられた。米国の臨床試験では同製薬の効果は76%と確認されている。
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