先にMHRAは、英国ではアストラゼネカ製ワクチンの接種後、30人に血栓ができたと発表した。30人のうち脳静脈洞血栓症の症例が22例、他のタイプの血栓症の症例が8例確認されたという。なおMHRAは、ワクチン接種の利益はすべての副反応のリスクを上回っていると指摘した。
アストラゼネカ社製のワクチンについて、接種後の血栓症発症が報告されていることから一部のEU加盟国は現在、接種を一時停止している。
これについては調査中であるものの、欧州医薬品庁(EMA)はアストラゼネカワクチンの使用をある特定の人に対して制限する予定はないとしている。また、世界保健機関(WHO)の専門家らは同ワクチンの安全性を認め、接種と血栓症発症の関連性を認めていない。3月18日にはEMAがワクチン使用継続の勧告を出し、その後多くの国で接種が再開された。
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© Sputnikアストラゼネカ社製ワクチンをめぐるスキャンダル すでに接種を中止したのはどの国か?
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