Google Chrome 行動別にユーザーを分類 データを第三者と共有

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Google Chrome - Sputnik 日本, 1920, 07.04.2021
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人気のブラウザGoogle Chromeは、自社の広告ターゲティング用試験技術の新バージョンのテストを開始した。新バージョンは、行動をベースにしたカテゴリーでブラウザの全ユーザーを分類し、そのカテゴリー情報を第三者に提供することを可能にする。Googleが自社ブログで発表した。

名称を「Federated Learning of Cohorts (FLoC)」とする技術は、テストの開始によって影響を受けるブラウザユーザーへ直接通知を行なうことなしに、「静かに」利用が実施される。

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テクノロジーは次のように機能する。FLoCはさまざまなサイトで既存のCookiesの承認へ追加することでユーザーの行動に関する情報を追跡する。行動により、ユーザーは規定の「グループ」に振り分けられ、具体的なユーザーがどのグループに分類されたかという情報が ターゲットを絞った宣伝のより詳細な設定のために第三者に提供される。

この新しい技術はGoogle Chromeのためのものだが、しかし、他のサービスがユーザーの行動を追跡し、同じ様に追跡に基づき宣伝を提供することは注目に値する。

いずれにしてもGoogle Chromeは多くのユーザーを獲得しているのを忘れてはならない。2020年の統計によればこのブラウザは獲得ユーザー数で第1位となり、このテキストの執筆時点で全体の64%がまさにChromeを利用している。

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