チヴィタ・ディ・バーニョレージョは、2500年以上前にイタリア中部の先住民族エトルリア人によって築かれた都市。当時、町は今よりもずっと大きく他の集落と繋がっていたが、地滑りや地震、浸食などの自然災害により町の規模は徐々に縮小。3分の1が消滅してしまったとされている。
町は「トゥーフォ」と呼ばれる柔らかい凝灰岩でできた断崖絶壁の上に残され、現在も崩壊が危ぶまれている。2006年、世界遺産基金の「消滅の危機にある歴史的建造物100選」にも選出されている。
町には平均して10人から14人ほどの住民が暮らしおり、約300メートルの一本の橋が町へアクセスする唯一の手段となっている。
© REUTERS / Guglielmo Mangiapaneチヴィタ・ディ・バーニョレージョの外観
チヴィタ・ディ・バーニョレージョの外観
© REUTERS / Guglielmo Mangiapaneチヴィタ・ディ・バーニョレージョにある教会の前に座る人々
チヴィタ・ディ・バーニョレージョにある教会の前に座る人々
© REUTERS / Guglielmo Mangiapaneチヴィタ・ディ・バーニョレージョのメイン広場を歩く住民
チヴィタ・ディ・バーニョレージョのメイン広場を歩く住民
© REUTERS / Guglielmo Mangiapane本土からチヴィタ・ディ・バーニョレージョへ続く橋を渡る住民
本土からチヴィタ・ディ・バーニョレージョへ続く橋を渡る住民
© REUTERS / Guglielmo Mangiapaneチヴィタ・ディ・バーニョレージョを歩く市長
チヴィタ・ディ・バーニョレージョを歩く市長
© REUTERS / Guglielmo Mangiapaneチヴィタ・ディ・バーニョレージョに設置された伸縮計
チヴィタ・ディ・バーニョレージョに設置された伸縮計
© REUTERS / Guglielmo Mangiapaneチヴィタ・ディ・バーニョレージョのメイン広場を清掃する作業員
チヴィタ・ディ・バーニョレージョのメイン広場を清掃する作業員
© REUTERS / Guglielmo Mangiapane本土からチヴィタ・ディ・バーニョレージョへ続く橋を渡る人々
本土からチヴィタ・ディ・バーニョレージョへ続く橋を渡る人々
© REUTERS / Guglielmo Mangiapaneチヴィタ・ディ・バーニョレージョで、閉鎖されたレストランのそばを歩く人々
チヴィタ・ディ・バーニョレージョで、閉鎖されたレストランのそばを歩く人々
© REUTERS / Guglielmo Mangiapaneチヴィタ・ディ・バーニョレージョの閉鎖されたカフェ
チヴィタ・ディ・バーニョレージョの閉鎖されたカフェ
© REUTERS / Guglielmo Mangiapaneチヴィタ・ディ・バーニョレージョの地下岩盤のひび割れを示す地質学者
チヴィタ・ディ・バーニョレージョの地下岩盤のひび割れを示す地質学者