先日、ジョー・バイデン米大統領の夫人であるジル・バイデン氏が網タイツをはいていた写真が撮られ、SNS上で議論が勃発している。
スタイリストのコーラ・ハリントン氏は、公人が公の場で着用するストッキングが、ネット上で何度も物議を醸していることに注目している。同氏によると、保守的な人々は、影響力のある女性のファッションにストッキングやパンティストッキングは欠かせないものだと考えているという。
しかし、オバマ元米大統領の夫人であるミシェル・オバマ氏は2008年、パンストは不快感を与え、公の場で常に破れてしまうとストッキングについて強く批判した。当時、伝統的な考え方を持つ米市民は、このミシェル氏の発言を酷評。彼らはファーストレディはストッキングやパンストを履いて公の場に出るべきであるとの持論を持っていた。
ミシェル氏だけではなく、英王室のヘンリー王子の夫人であるメーガン・マークル妃は、ストッキングを履かずに公の場に登場し、王室の儀礼に違反したとして一度ならず批判を受けている。メーガン妃は2018年、ロンドンのヴィクトリア・パレス・シアターで行われたチャリティ公演『ハミルトン』を観覧した際にパンストを履いておらず、その姿をパパラッチに撮られている。