NHKによると、警察庁は昨年、大麻を所持・栽培したとして、前年より713人多い5034人を摘発。過去最多を更新したという。
年代別に見ると20代が590人増の2540人で最も多く、全体の半数を占めた。また、10代も278人増の887人で過去最多を記録した。各年代では、大学生が219人、高校生が159人で、中学生も8人いた。
警察庁によると、違法薬物の取引はSNSを通じて若い世代に広がっており、「興味本位」や「その場の雰囲気」などを理由に安易に大麻に手を出す傾向があるという。
また、SNS上では隠語を使用してやり取りしたり、通信記録が残らないメッセンジャーアプリを使用するなど手口が巧妙化しているとして、同庁はインターネット上での取締りを強化している。