同氏はモスクワでの記者会見で、「今、私たちは木星型惑星への飛行を夢見ています。通常のエンジンではこれはかなり長い道のりとなりますが、太陽光起動タイプ、または核動力によるものであれば、到着は俄然早くなる可能性があります」とコメントした。
ゼリョンニー氏は、米国のボイジャー号が行なったように太陽系を飛行し、耐用年数も40年未満ではなく、スピードも高速化されたオート宇宙機器の開発について検討していると強調した。
超重量ロケットと原子力宇宙船のミッションの詳細な研究は今年中に始まる予定で、2024年7月には終了する。この宇宙船の最初のミッションの1つは月の研究になる可能性がある。
以前、通信社「スプートニク」は、なぜ木星は研究者らを魅了するのかについて報じている。特に木星で発見された「オーロラ」について紹介した。これまでこうした現象は地球でしか発生しないと考えられていた。