日本の菅首相は7日、福島第一原発の処理水をめぐり、全国漁業協同組合連合会の岸宏会長と会談し、処理水の処分方法について近日中に判断する考えを明らかにしていた。
NHKによると、日本政府は13日にも関係閣僚会議を開き、海洋放出を決定する方針を固めた。海洋放出は、2年後をめどに準備を進め、処理水に含まれる放射性物質トリチウムを日本の基準の40分の1まで薄め、福島第一原発の敷地から海に流すという。
またNHKによると、放出前後の海水のモニタリングの強化や風評被害対策を徹底するほか、それでも生じる被害には東京電力が賠償を実施するという。