高福氏は10日のフォーラムで、同センターは「既存ワクチンの有効性が低い」問題の解決方法を検討していると語ったという。FT紙が現地メディアをもとに伝えた。
同氏は異なるワクチンの混合に加え、ワクチン接種の分量や回数、接種間隔などを実験することを提案した。
FT紙は、現在中国で承認されているワクチンはシノファームやシノヴァク(Sinovac)、その他中国企業が開発した伝統的な手法のワクチンのみだと指摘している。
これより前、影響に関するデータが十分にないことから、世界保健機関(WHO)は複数の異なる新型コロナウイルスワクチンを混ぜるないよう勧告している。