日本国宝の「鳥獣人物戯画」特別展 東京国立博物館で13日から開催

© 写真 : Public Domain鳥獣人物戯画
鳥獣人物戯画 - Sputnik 日本, 1920, 12.04.2021
サイン
擬人化した動物や人物が戯画的に描かれた日本の国宝「鳥獣人物戯画」の全容を紹介する特別展「国宝 鳥獣戯画のすべて」が、今月13日から東京国立博物館で開催される。NHKが報じた。

京都の高山寺に伝わる日本国宝の「鳥獣人物戯画」は、平安時代末期から鎌倉時代にかけて描かれたとされる絵巻物。甲・乙・丙・丁の全4巻で、擬人化した動物や人々の営みが墨で描かれている。

特別展「国宝 鳥獣戯画のすべて」では、全長約44メートルに及ぶ全4巻が展覧会史上初めて公開される。また、原本から切り離された「断簡」や、原本からは既に失われた場面を留める「模本」も見ることができる。

展示は今月13日から来月30日まで。事前予約制となっており、新型コロナウイルス感染症対策として入場制限が実施されるという。

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