同紙の検証によれば、KF-21の「ステレス」技術は戦闘機ユーロファイタータイフーンの同様の技術を上回り、F-35にわずかに劣る程度だという。また、KF-21の価格は6500万ドル(約71億円)で、米国のF-35(約93億円)よりはるかに安価となる。
報道によれば、韓国の戦闘機KF-21には多くの米国のコンポーネントが含まれているという。たとえば、同機のエンジンは米企業General Electric社が生産している。報道によれば、専門らは、戦闘機KF-21は第5世代のカテゴリーに分類され、一方で「ユーロファイター タイフーン」は第4代にあたると指摘している。
ディ・ヴェルト紙は、戦闘機KF-21の初飛行は2022年に予定される。そのため欧州には強力なライバルが登場することになる。
欧州にとっていくらかの慰めは、同機用の若干のコンポーネントの供給に彼らが加わることができることにある。報道によれば、予想される韓国機のバイヤーとしてはインドネシアやフィリピン、タイが上げられる。