五輪のフィギュアスケートで2個のメダルを獲得しているロシアのイリーナ・スルツカヤ氏が、フィギュアスケート選手のジャンプ転倒についてインスタグラムで語った。
スルツカヤ氏によると、スケーターはジャンプで転倒しても起こったことのメカニズムを理解しているため、痛みを感じることはめったにないという。
スルツカヤ氏は「見た目はとても痛々しいですよね。特にジャンプで転倒した場合は。でも実は、スケーターはほとんどの場合、痛みを感じていません。またスケーターは主に同じ場所で転倒するので、前もって転倒に備えています。これは、ジャンプして足で着地するのを、機械的にすばやく降りて尻もちをつくような感じです」と説明した。
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一方スルツカヤ氏は、転倒する心構えができていても、痛みを伴う事故を完全に排除することはできないと指摘している。スルツカヤ氏は「もちろん、氷上での非常に激しい転倒を排除することはできません。でも、私たちがさらに転倒する機会が多く、もっと痛みを感じるのは...路上なんです!そうなんです、そうなんです、私たちは普通の靴を履いているときはスケート靴を履いているときよりも自信がないんです。ですから通常、思いがけないケガをするのは路上なんです」と語った。
イリーナ・スルツカヤ氏は、2020年ソルトレークシティー五輪で銀メダル、2006年トリノ五輪で銅メダルを獲得し、世界選手権では2度優勝(2002年と2005年)している。