外務省の公式サイトに掲載された声明の中でザハロワ報道官は日本側に対し、汚染水の放出について透明性を徹底することを求めた。
これに関連して深刻な懸念を示すと同時に、日本政府が然るべきレベルの透明性を発揮し、その計画によって汚染水による脅威にさらされる可能性がある関係国に情報提供することに期待する。
また、日本側がこの重要な問題に全ての責任を持ち、海洋環境への否定的な影響と自然環境の破壊を最低限に抑え、漁業などの分野で他国に経営上の困難をもたらさないことに期待を示した。
そのうえで、汚染水の海洋放水に関してより詳細な情報提供を行うよう、日本政府に要請したほか、決定に至るまでの過程で関係国と協議を行わなかったことに懸念を示した。また、太平洋地域の環境に与える影響のリスクについて、評価が十分でないと指摘した。
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