日本時間15時5分時点、ニューヨーク商品取引所における銅の先物価格は、1ポンド(約0.45キログラム)あたり0.97%高の4.145ドル(約450円)となった。
ロンドン金属取引所(LME)では、銅1トンの3ヶ月先物は1.97%高の9074.5ドル(約98万7400円)、アルミニウムは1.33%高の2323.5ドル(約25万2800円)、亜鉛は1.35%高の2823ドル(約30万7200円)。
銅の価格は3営業日連続で上昇。銅はこの期間で約3%上昇した。この値上がりは、世界の経済活動が回復することに関する新たな楽観的な期待に支えられている。
華泰期貨のアナリストは、米ウォール・ストリート・ジャーナル紙に対し、銅の需要は近い将来増加すると語っている。同社によると、中国が銅の利用を必要とする経済分野の発展を望んでいることから、銅の価格については長期的で楽観的な見通しがあるという。
先の報道によると、金の価格は15日午前、前日の米連邦準備制度(FRS)理事会のジェローム・パウエル議長の発言を受けて、値上がりしている。