ANAが新たに採用する新容器の素材は、サトウキビから砂糖を精製した後に残る搾りかすを原料としたもので「バガス」と呼ばれるもの。バガスは生分解性の素材で、海へ流出しても魚や鳥など生態系へ悪影響を及ぼすおそれがないという。
また新容器は、従来のプラスチック容器よりも軽量であるため、年間で発生する機内の使い捨てプラスチック使用量の3割の削減が見込まれる。
【#ANA 脱プラで機内食容器を植物製に 2050年に廃棄ゼロへ】
— TBS NEWS (@tbs_news) April 15, 2021
#全日空 は #SDGs の取り組みとして、#機内食容器 を#プラスチック から #植物製 に変更すると発表しました。 pic.twitter.com/vJvJaCHKib
ファーストクラスとビジネスクラスでは引き続き従来の陶器の食器で提供を続けるが、同社では2050年までにプラスチックや紙などの資源の廃棄物をゼロにすることを目指しており、今後も他の機内食容器を植物由来素材のものへ変更する方針。
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