チュチャリン氏はロシア科学アカデミー学術評議会のオンライン会議「生活についての科学」の枠内で「COVID-19罹患後のリハビリ:慢性疲労症候群から肺線維症まで」をテーマにした席上、次のように報告している。
「慢性疲労症候群といえる状態で疲労感を感じている人が78%、不調を訴える人が71%、認知機能障害が現れている人が57%、就労能力を失くした人が68%と、これはあまりに大きな数値だ。」
チュチャリン氏は、これはCOVID-19に罹患した医療労働者らの経験を基にした稀有なデータで、これらの罹患者は回復後も不調を感じており、オフィスアークを再開した場合も負担をなかなか交わすことが出来ず、苦しんでいると説明している。
チュチャリン氏は、これはCOVID-19に罹患した医療労働者らの経験を基にした稀有なデータで、これらの罹患者は回復後も不調を感じており、オフィスアークを再開した場合も負担をなかなか交わすことが出来ず、苦しんでいると説明している。
チュチャリン氏によれば、こうしたCOVID-19の後遺症の現れ方は罹患時の症状の重さには関係がない。
コロナウイルス罹患時の症状の重さと回復後の症状の相関性は、例えば、無症状の患者にこうした変化が起きるかという問いに対して、チュチャリン氏は、次のように答えている。
「症状が重症であっても、回復後にこうした状態にならなかったり、逆に最小限度の症状であったのに、深刻な変化がでることもある。」