共同記者会見でバイデン大統領は中国がもたらす挑戦に日本と協力して対峙する姿勢を確認した。
われわれは南シナ海、東シナ海における中国の挑戦に立ち向かうことや、北朝鮮情勢、自由で開かれたインド太平洋についても話し合った。
さらに、民主主義の価値観について言及した中では、「民主主義には競争力があり、勝利する力があることを証明するため我々は協力していく」と強調した。
また、こうした挑戦に立ち向かう上で必要な日米関係を構築していくことも確認した。特に両国は2050年までに、温室効果ガスの排出をゼロにすることや、パンデミックとの戦い、そしてワクチンの普及に向けて協力するとした。
さらにバイデン大統領は5Gネットワーク推進や半導体、人工知能などの分野でも協力すると指摘した。また、中国を視野に入れ、「我々は技術に投資していくが、その規範を作るのは民主主義であって専制主義ではない」とけん制した。