「スプートニクV」の公式アカウントから投稿されたツイートによると、オックスフォード大学はmRNAワクチン(米ファイザーと米モデルナ)を接種した48万9000人以上のデータをもとに検証を行い、このワクチンを接種した人は、英アストラゼネカのワクチンを接種した人よりも門静脈に血栓ができる確率は30倍に達するとの研究結果を公表したという。
Oxford University published an important study based on more than 489k mRNA vaccine recipients that shows that the risk of portal vein thrombosis appears to be 30 times higher with mRNA vaccines (Pfizer and Moderna) than with AstraZeneca’s. pic.twitter.com/boxPFjAOO4
— Sputnik V (@sputnikvaccine) April 16, 2021
脳内の静脈に血栓が形成されるリスクがあるとして、多くの関係機関はアストラゼネカとジョンソン・エンド・ジョンソンのワクチン接種を中止するよう呼び掛けていたが、このリスクは「アストラゼネカのワクチン(100万人中5人)、そしてファイザーとモデルナのワクチン(100万人中4人)ともに極めて類似している」とツイートには記されている。
なお、ワクチンを接種しない場合、新型コロナウイルスに感染して脳内の静脈に血栓が形成されるリスクは8倍(ファイザーやモデルナのワクチン接種時と比較)、門静脈に血栓が形成されるリスクは10倍に達するとのこと。
中身のある結論を導き出すためにも、これらのデータを検証する必要があると、「スプートニクV」ワクチンの開発者らは呼び掛けている。