同紙は、ゼレンスキー大統領の以下の言葉を引用している。
長期的に安全と平和を保証できるのは、ウクライナのNATO加盟だけだ。これは、真の民主的秩序が守られるかどうか、国境不可侵の原則が機能するかどうか、そして自らの運命を選ぶ際に国の自由があるかどうかを左右する争いだ。
ゼレンスキー大統領は16日、パリでエマニュエル・マクロン仏大統領とアンゲラ・メルケル独首相とビデオ会議形式で協議し、ウクライナのNATO加盟の話題を提起した。
ゼレンスキー大統領は、現在クリミアやウクライナとの国境地帯には少なくとも4万人のロシア軍が配置されており、「国境や占領地域には、ウクライナ東部で最も激しい戦闘が行われていた2014年から2015年よりも多くのロシア軍が集中している」と明らかにした。また、これは欧州や西側全体に対する「圧力」であるとの意見を表明した。
ロシアのドミトリー・ペスコフ大統領報道官は、ロシアは領土内で独自の裁量で軍を動かしているとし、懸念事項には当たらないと述べた。さらに、ロシア政府は紛争の当事者ではないため、ウクライナが政治的および経済的危機を克服することに関心があると繰り返し述べている。
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