保健省によると、40人のうち9人は2回目のワクチン接種から2週間以上経ってから感染、残る31人は接種後2週間未満だった。また医療従事者142人が1回目のワクチン接種後に感染している。
保健省は感染者のうち誰にも重症は見られないこと、またワクチン接種をしても感染予防策を守る必要があることを強調した。
接種したワクチンの種類については明らかにされていないが、マレーシアではファイザー製およびシノヴァク製のワクチンが使用されている。さらに英アストラゼネカ製ワクチンの到着を待っているところ。マレーシアではすでに43万8千人以上が2回の接種を完了しているとアドハマ・ババ保健相は語った。
今年1月、リトアニアの医療機関で医師79人がファイザー製ワクチン接種後にコロナウイルスに感染したことが明らかになった。また2月にはスペインの老人ホームで同ワクチン接種後に入居者全員が感染している。