テスラ社の電動自動車モデルSには運転手がいなかった。同車はカーブを曲がりきれず、猛スピードで道路脇に突っ込み、樹木に激突。その後車は炎上している。現場に到着した消防隊が約4時間後に火を消しとめたが、消火には11万3000リットル以上の水が使用された。この事故で乗客が全員犠牲となった。
到着した警察は炎上した車体から2人の男性の遺体を発見している。犠牲者の1人は助手席で発見され、もう一人は後部座席に座っていた。ブルームバーグによれば、調査が続けられているが、事故当時、運転席には誰もいなかったと指摘されている。
テスラ社は、この事故に関して発表を行なっていないが、19日の米国の株式取引では同社株価が2%の下落を示している。
この間、通信社「スプートニク」は、テスラ社の電気自動車による他の事故について報じている。