記者会見で同報道官は、「たった今受けとった情報によれば、現段階で全国では2億人超が新型コロナウイルス用ワクチンの接種を受けている」と報告した。
また、同氏は接種を受けた人の正確な数や、何人が1本目を受け、何人が2本目なのか、各種ワクチンの接種者数などは確認できていないと述べた。
現在、日本国内のワクチンの接種状況(4月20日現在)は、累計で216万2193 人と発表(首相官邸)されている。国内では、2021年2月17日から、医療従事者を対象に、ファイザー社などが開発したワクチンの優先接種などが取り組まれている。2021年4月12日からは、65歳以上の高齢者を対象にした接種も始まっている。
中国のワクチン
以前、中国政府は4種のワクチンを集団接種に使用することを承認した。これには「Beijing Kexing Zhongwei Biotechnology」(シノバック関連)やバイオ製薬の武漢生物研究所(シノファーム関連)、China National Biotech Group(シノファーム関連)が開発した3つの不活化ワクチンが含まれる。現在、同様に新型コロナウイルスに対する中国で唯一の組み換えワクチンも承認を受けている。このワクチンはCanSino Biologics社のアデノウイルスベクターAd5-nCoVがベースとなる。
中国のワクチン接種は無料・任意で実施されている。