ロシア外務省の次官は先にリアノーボスチ通信の取材に対し、ロシアは現時点においてSWIFTの国際システムを放棄する意図はないとしていたものの、仮に同システムから追放される場合、他のシステムや可能性を検討するとしていた。
ウクライナのクレバ外相がロイター通信の取材に応じた中で発言したところによると、ウクライナは「ロシアによるSWIFTへのアクセスを禁止」する可能性を検討するよう、20日に行われたEUの外相会談で要請したという。
国際銀行間金融通信協会(SWIFT)には全世界で1万1000以上の組織が加盟している。メディアでは、西側諸国によるさらに厳しい制裁の1つとして、このシステムからロシアを除外する可能性が指摘されている。
先にロシア大統領府のドミトリー・ペスコフ報道官は、あらゆる脅威の可能性があるとコメントしていた。