ナタリヤ・テレシェンコさん、22歳。ナタリヤさんはほんの子どもの頃からチェルノブイリ立入禁止区域に魅せられた。出会いは13歳。コンピューターゲーム『S.T.A.L.K.E.R. SHADOW OF CHERNOBYL』で「ゾーン(立入禁止区域)」を知ったナタリヤさんはすっかりその虜になり、以来、明けても暮れてもどうにかしてチェルノブイリに行きたいという焦燥感を抱き続けたという。
「ゲームという形でさえチェルノブイリのゾーンには私を捉えて離さない何かがありました。ゲーム『S.T.A.L.K.E.R. SHADOW OF CHERNOBYL』のロケーションは本当に立入禁止区域そのものなんです。これがわかった時、私は現実世界のチェルノブイリに立ってみたいと思いました。」