星出彰彦さんは24日、米フロリダ州のケネディ宇宙センターから打ち上げられた「クルードラゴン」で宇宙に向かい、ISSに到着した。そして、NASAのシャノン・ウォーカー宇宙飛行士から指揮権を象徴する鍵を受け取り、船長の任務を引き継いだ。
Honored to take over as ISS CDR from my fellow classmate Shannon Walker! Look forward to working with the amazing crew on orbit and incredible team on the ground, around the world. https://t.co/QLcYL5rDvK
— 星出 彰彦 (JAXA宇宙飛行士) (@Aki_Hoshide) April 27, 2021
星出さんは「他の乗組員の専門知識や技術を頼りにしている」とし、「ワンチームとなってミッションを成功させたい」と抱負を述べた。
また、「ロスコスモス」のピョートル・ドゥブロフ宇宙飛行士に向けては「ピョートル、あなたはもう新人ではないです。だってもう数週間ここにいるのだから」と微笑みながら語ったという。
国際宇宙ステーションの船長を務める日本人は、星出さんで2人目となる。星出さんはこれから約半年間、ISSに滞在する。