これにより、イーサリアムの時価評価額は(日本時間18時11分時点)3670億ドル(約40兆2100億円)を超え、1日の取引量は430億ドル(約4兆7100億円)に達した。
一方、ビットコインはピーク時よりも低い水準で取引が続いている。ビットコインの価格は5月3日の日本時間16時35分現在、5万8700ドル(約643万円)。4月14日には、6万4800ドル(約710万円)に達していた。
これよりも前、イーサリアムネットワークでは大型アップデート「ベルリン」が行われた。このアップデートは、プロジェクトの大きな問題の一つである高い取引手数料を解決することを目的としている。これにより、取引手数料を計算するアルゴリズムが、現在マイナーが採掘報酬として受け取っている手数料の一部を低減するという。
またイーサリアム価格の上昇は、イーサリアムのブロックチェーン上で作動する分散型金融(DeFi)が人気を博していることと関係している可能性がある。