検査対象とされたのは10歳未満から90歳までの208人。NHKの報道によれば、そのうち160人が感染力の強い「N501Y」に感染していた。「N501Y」変異は、英国株のほか南アフリカ株、ブラジル株にもあり、極めて感染力が強い。東京新聞の報道によれば、国立感染症研究所は、4月中旬の段階で東京都における「N501Y」変異株の割合は全体の10%程度だったが、5月初めには75%を超えるという予測を出していた。
11日の都内の新規感染者数は925人となった。重症患者数は81人で2021年2月以来、80人を超えている。
日本のマスコミは、日本初の新型コロナウイルス感染症の国産ワクチンが、年内にも供給可能となると報じた。
同日、国連のグテーレス事務総長は新型コロナウイルスは最貧国に広く拡大した場合、ワクチンも効き目のない変異体が出現する恐れがあると警告した。