死亡した84歳の女性はビトリアの老人施設に居住しており、2021年の初めにファイザー製のワクチンの2度の接種を終えていた。先日、通常の健康入院の際にコロナウイルスに感染していることがわかったが、接種していたにもかかわらず、血液からは抗体は検出されなかった。女性は無症状だったにもかかわらず数日後には容態が急変し、死亡している。
ビトリア市政府は本件についての情報収集にあたっている。
スペインでは2020年末の12月から現在までに620万人が2段階式の接種を終えている。
こうした一方でEU医薬品庁(EMA)はファイザー製のワクチンの接種対象年齢を12-15歳の児童にまで拡大する可能性が検討されていると発表している。