専門家らは、現状は4段階評価でもっとも警戒が必要なレベルで維持されていると指摘。新規陽性者の7日間の平均は840人(12日現在)で、前週の5日時点(768人)との比較で109%になったと説明した。
また、変異株への置き換わりが進んでおり、感染力の強い「N501Y」に感染した人の割合は4月25日までの1週間が57.4%だったのに対し、5月2日までの1週間が68.4%に上昇していると強調。専門家らは、変異ウイルスへの置き換わりが進んでおり、入院患者がさらに増加することで、医療体制のひっ迫が近づいているとの強い危機感を示した。
感染経路に関しては、同居家族56.9%、職場12.1%、医療・教育関連施設など11.2%、会食6.3%と報告がされた。
会議後、小池知事は、インド株も懸念されていることから、より緊張感を持って対策を進めていくとコメントした。