日本の九州から東北地方にかけて発達した雨雲がかかっており、17日は局地的に1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降るおそれがあると予想されている。
特に熊本県で雨が強まっている。午前6時50分現在、御船川・千滝川・潤川で氾濫危険水位を超えたため、厳重な警戒を呼びかけている。
また、熊本県の上天草市・美里町・南阿蘇村・甲佐町では午前7時前後の時点で、大雨により土砂災害が発生するおそれがあるとして、避難勧告が発令された。警戒レベル4にあたる情報で、危険な場所から速やかに避難するよう呼びかけている。
<九州で大雨に警戒>
— ウェザーニュース (@wni_jp) May 16, 2021
熊本県では1時間に90mmを超える猛烈な雨が降り、地盤が緩んで土砂災害の危険性が高まっています。
大雨警報や洪水警報に加え、土砂災害警戒情報【警戒レベル4(避難)相当】が発表中です。道路冠水や河川氾濫、土砂災害の発生に警戒を。https://t.co/hmBpiF7DQX pic.twitter.com/HNleZbnR1G
秋田県では午前6時、秋田市を流れる新城川が非常に高い「氾濫危険水位」に達したため、厳重に警戒するよう呼びかけている。これにより、上新城と下新城の一部の地域に避難準備の情報が出された。警戒レベル3にあたる情報で、高齢者や体の不自由な人などに避難を始めるよう呼びかけている。