イスラエル軍は「本日、イスラエル国防軍は、空中偵察と海軍を使い、ハマスの水中海洋兵器と思われる船舶の上に数人の疑わしい人物がいるのを発見した。船舶は、イスラエルの海域でテロを実行するために岸に運ばれたとみられる。これより少し前、イスラエル国防軍の軍艦と航空機が、脅威を排除するためにオペレーターと兵器を攻撃した」と発表した。
イスラエル軍とガザ地区を実効支配するイスラム原理主義組織ハマスは、今月10日からロケット弾による攻撃の応酬を続けている。5月初旬にエルサレム旧市街の「アルアクサ・モスク」周辺で起こった衝突が背景にある。イスラエルの裁判所が、東エルサレムのシェイク・ジャラ地区からのパレスチナ人家族の立ち退きを命じたことをきっかけに衝突が発生した。
最新情報によると、イスラエルでは10人が死亡、約50人が重体。駐ロシア・パレスチナ大使によると、イスラエルの空爆で死亡したパレスチナ人は218人に達し、その中には58人の子どもが含まれている。イスラエルの国連常駐代表は、国連安全保障理事会に対し、ハマスの活動を非難するよう求めた。