横須賀市によると、同日午後2時15分ごろ、70代から80代と思われる高齢の男性が同市小川町の市役所を訪れた。
応対した職員に男性は名前を名乗らず「リュックサックに入った手紙を市長に渡してほしい」と言い残し、リュックサックを手渡すとそのまま立ち去ったという。
職員がリュックサックの中身を確認すると、銀行の帯封が巻かれた1万円札6000枚と手紙が入っていた。手紙には、お金は小学1年生から貯めてきたもので、匿名で寄付を希望すると書かれていた。
これについて上地克明市長は同日、ツイッターでコメントを投稿。「この暗い世相の中で、情けの有難さを深く感じ入りました。この浄財をこのような社会情勢の中でどのように使わせていただくべきか、じっくりと考えたいと思う。本当にありがとうございました」と述べた。
色々なご苦労があったと思うが、この暗い世相の中、情けの有り難さを深く感じ入ると共に、この浄財をどのように使わせて頂くか、じっくり考えたいと思う。本当にありがとうございました。#横須賀市 #横須賀市長
— 上地 克明 (@kamijikatsuaki) May 17, 2021
市は寄付金として扱うという。
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