日本の最高裁判所は17日、建設現場でアスベストを吸い込み病気になったとして、元作業員や遺族らが訴えた集団訴訟で、国と建材メーカーの賠償責任を認める初の統一判断を示した。
NHKによると、これを受け、菅首相は18日、首相官邸で原告団や弁護団らと約30分間面会した。菅氏は「健康被害を訴えられた方々の長きにわたるご負担や苦しみ、そして、最愛のご家族を失った悲しみについて、察するにあまりあり、ことばもない。内閣総理大臣として責任を痛感し、真摯に反省して、政府を代表して皆さんに心よりおわびを申し上げる」と謝罪した。