鳥羽水族館によると、ナターシャが入館したのは1981年5月17日で、「入館当時の体重は13.2kg、体長72cmの推定0歳」だった。日本国内で飼育されているバイカルアザラシでは最高齢で、現在、長期飼育記録を更新中だという。
鳥羽水族館は18日、ナターシャ入館40周年のニュースを伝えた。
同水族館は今年2月、ナターシャについて次のようにツイートしていた。
「メスのバイカルアザラシのナターシャは今年の5月17日で飼育40年になります。日本で一番長い記録です。一方野生で最高齢のバイカルアザラシは56歳と言われています。私たちはその体長から、ナターシャは鳥羽に来た時には0歳だったと考えています。つまり今年推定40歳で、56歳に比べるとまだまだ若いと言えます。」
国内長期飼育記録更新中・40年おめでとう!バイカルアザラシ ナターシャ:… https://t.co/6oObEa7R2y pic.twitter.com/syG3zIeuZm
— 鳥羽水族館(TOBA AQUARIUM) (@TOBA_AQUARIUM) May 18, 2021
バイカルアザラシの飼育担当者は18日、ナターシャについて「健康状態も良く、食欲旺盛」だとツイートした。
現在、推定40歳のナターシャは、人間の年齢でおよそ60歳に相当するという。