改正法では、相手の承諾なしに車などにGPS機器を取り付ける行為や、スマートフォンのアプリなどで現在地を特定する行為自体を新たに規制対象に加える。
また、加害者による見張りや押しかけを規制する場所を、住居や勤務先・学校から、被害者が立ち寄った場所まで拡大するほか、メッセージを繰り返し送る行為には電話やメール、SNSに加え、手紙などの文書も含まれるようになる。
さらに禁止命令については、加害者が受領確認を拒否した場合でも、加害者の住所地へ書類を郵送すれば有効になるとする。
規制法は、ことし8月中にも全面施行される見通し。