リタさんは20日間の日本滞在で、東京→御殿場(富士山近郊)→松本→高山→京都→大阪→広島→福岡というルートを旅した。総距離は合計400 キロメートルを超え、たまにバス移動で中断したことを除けば、そのほとんどをヒッチハイクで移動した。
リタさんによると、通常、ヒッチハイカーを拾ってくれるのは主に長距離トラックの運転手だという。それは、話し相手を得て、眠気を逸らすためだそうだ。しかし、日本でトラック運転手が止まってくれたのは、わずか1回だけだった。リタさんは言う。「日本のヒッチハイクの最大の特徴は、私を乗せてくれたのが、驚くことに、ほとんど女性だったということです。ヒッチハイカーが女性1人の場合、止まってくれるのは通常男性です。また、ヒッチハイクには、国を問わず、車が止まってくれやすい、伝統的に便利な場所というのがあります。ジャンクション、スピードバンプ、カーブなどです。ヒッチハイカーは通常、車を止めやすく、自分がヒッチハイカーであることを分かってもらえるような場所に立ちます。しかし、日本ではそれが当たるとは限りません!」