仮想通貨の取引量が最大規模のバイナンス取引所では、日本時間22時13分現在でビットコインの価格は29%下落の3万1400ドルとなり、1日の最安値は3万ドルに達した。
#ビットコインの下落 は19日も続いている。#テスラ社がビットコインを購入し、自社の車の購入に利用すると発表した2月8日以降、すべての上げ幅を帳消しにした。BCは、NY証券取引所で午前8時57分時点で3万ドル台まで下落。他の仮想通貨も連動して下落し、#イーサリアム は42%もの損失となった。 pic.twitter.com/YPKWQcOC15
— Sputnik 日本 (@sputnik_jp) May 19, 2021
4月14日にビットコインは史上最高値を更新し、6万4854ドルに達した。この記録的価格が達成された後、半分超まで下落した。
以前、ビットコインの価格は、イーロン・マスク氏がテスラ社の暗号通貨資産の売却について発表した後に4万5000ドルを下回る下落となった。
テスラは2月、米証券取引委員会(SEC)に提出した資料で、1月に15億ドルをビットコインに投資したことを明らかにした。マスク氏はテスラのビットコインへの投資を「無鉄砲な行為」だし、テスラの行動は仮想通貨に対するマスク氏の実際の立場を直接反映していないと指摘した。
専門家らは再三ビットコインを批判する発言を行なっている。特に研究者らは、ビットコインのマイニングは、その過程で「国全体」が使用する以上の電力を必要とすることから、気候に否定的影響を及ぼすと警告している。
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