司法省の発表には、「ホルザー被告はコロラド州プエブロにあるシナゴーグの爆破を計画した。これは国内テロリズムと見なされるものである。被告は憎悪犯罪および爆破の計画を認めた」と記されている。
またそれによれば、ホルザー被告は米連邦捜査局(FBI)のおとり捜査官に対し、シナゴーグを爆破し、ユダヤ人をプエブロから追い出そうと思っているなどと自白した。
ホルザー被告は、ネオナチズム的、民族主義的な思想を持っていることを公言しており、ソーシャルネットワーク上でも、ユダヤ人を殺すなどと発言し、白人至上主義のシンボルとともに銃とナイフを掲げた自身の画像などを投稿していた。FBIが、ネットを通じておとり捜査官をホルザー被告に接触させたところ、被告は自身のシナゴーグ爆破の計画について詳細に話したという。被告は、共犯者を装ったFBIの捜査官が用意した偽のパイプ爆弾を受け取り、その直後に逮捕された。
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