オランダの裁判所、ゴーン被告に500万ユーロの報酬返還を命じる 

© AFP 2023 / Eric Piermont日産のカルロス・ゴーン前会長(アーカイブ写真)
日産のカルロス・ゴーン前会長(アーカイブ写真) - Sputnik 日本, 1920, 20.05.2021
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オランダの裁判所は20日、ルノー・日産・三菱の3社連合の会長を務めていたカルロス・ゴーン被告に対し、500万ユーロ(約6億5000万円)を日産自動車と三菱自動車に返還するよう命じた。2社の声明によると、両社が折半出資で設立したオランダ法人からゴーン被告が2018年に報酬名目で不正に500万ユーロを受け取っていた。ロイター通信が報じた。

両社は報酬を不正行為と見なし、返還を求める訴訟を起こしていた。

2018年11月19日、日産自動車の元最高責任者のカルロス・ゴーン被告とグレッグ・ケリー被告が金融商品取引法の疑いで東京で逮捕された。ゴーン被告が右腕のケリー被告の助けで有価証券に自分の報酬を少なく記入していたことが明るみになった。2010~2017年の間にゴーン被告が行った報酬の過少申告額は試算で80億円(約7100万ドル)。2018年12月25日、ケリー被告は保釈されている。ゴーン被告は、その他の違法行為でも訴えられた。2019年、ゴーン被告は高額な保釈金を収めて保釈され、自宅で監視下に置かれた。

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