5月20日は「世界ミツバチの日」。キャンペーンの主催者は、ミツバチの絶滅によって人類が乳製品、果物、野菜、綿花などを失う可能性があることを人々に思い出してもらおうとした。
ジョリーさんによると、ミツバチの保護は実行可能な課題。ジョリーさんは「私たちは世界で起こっている各出来事によってとても強く心を悩ませており、私たちの多くは悪いニュースがぎっしりと詰まってまったく余地もないと感じています。でも、この悪いニュースを私たちは直すことができるのです」と述べた。
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国際連合食糧農業機関(FAO)によると、人間が消費する4つの主要な食用作物のうち3つがミツバチによって受粉されている。ミツバチは、牛が食べるアルファルファという名前の植物も受粉している。衣類や薬をつくるために使用される多くの穀物が育つのも、ミツバチのおかげだ。米国養蜂連盟によると、世界の2000億ドル(約21兆7300億ドル)超相当の食料生産をミツバチが支えている。
ジョリーさんは、女性養蜂起業家育成プログラム 「Women for Bees(ウーマン・フォー・ビー)」の顔となった。同プロジェクトは、ジョリーさんの支援を受け、仏ブランド「ゲラン(GUERLAIN)」とユネスコ(国際連合教育科学文化機関)が始動したもので、ミツバチの保護だけではなく、養蜂が貧しい農村地域の救いとなる可能性があることを受け、女性に安定した仕事を提供することで女性への支援を行うことも目的としている。