米自動メーカー「フィスカー」がローマ教皇フランシスコのためにガラス製の屋根で再利用ペットボトル製のカーペットをしいたEV車を開発する作る。同社の共同設立者は今まで映画『007シリーズ』で主人公ジェイムズ・ボンドの乗る車を制作し、テスラ社とはデザインのためにコンサルタント役をこなしてきた。
20日、フィスカーの共同設立者のヘンドリックとギータ・フィスカー夫妻はローマ教皇と個人的に面会し、EV車のデザインを披露した。ヘンドリック・フィスカー氏はフランシスコの環境と気候変動に対する配慮に感動したと語っている。
車内には環境保護の観点から、今までにない様々な材料が用いられている。カーペットにはビーチに捨てられていたペットボトルが再利用される。屋根は教皇が信者に挨拶を贈るためにガラス製になった。
フランシスコのためのEV車はフィスカー・オーシャンの特別バージョンとして作られる。納品予定は来年2022年。