ロマンチュク会長は、例えば新型コロナウイルスのように一つの事件や懸念が複数の市場に影響を与えることはある、と語る。しかしビットコインの場合、一部の有名人の発言や行動によりある種の感情的な気運が作り出されていることが大きいという。
例えば、イーロン・マスク氏とテスラ社によるビットコインへの投資が同通貨の高騰の引き金となったのは記憶に新しい。
一方でそのマスク氏が、マイニングが電力を消費し地球環境に悪影響を及ぼすという理由でビットコイン決済を行わないと宣言したこと、加えて中国当局がビットコインにネガティブな発言をしたことでビットコインは急速に下落し始めた。
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