報道によると、 世界のすべての国の食料が、気候変動対策プログラムによってさらに値上がりする可能性がある。これは、植物油や動物性脂肪、穀物、豆類、砂糖から生産するバイオ燃料の量をエネルギー企業が増やしているために起こっているという。
たとえば、大豆油とパーム油の高い需要により、トウモロコシの価格は1年で2倍に、砂糖の価格は1.5倍となり、動物の飼料からチョコレートに至る食料価格は過去7年で記録的な水準まで上昇した。
米金融大手JPモルガン・チェースによると、米国では再生可能なディーゼル燃料の生産が2024年末までに約6倍に増加する見込み。これにより、世界中で食料不足と失業率が悪化する。
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