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ソ連、2島引き渡しで解決目指す 極秘文書=共同通信
ソ連、2島引き渡しで解決目指す 極秘文書=共同通信
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共同通信は24日、1972年8月3日にソ連の共産党政治局が対日関係改善を協議した際に作成された一連の極秘文書(機密解除済み)を入手したと報じた。 2021年5月24日, Sputnik 日本
2021-05-24T18:22+0900
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ロシア, 国際, 政治, 国内, 南クリル諸島:不和あるいは協力の島?, クリル諸島
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ソ連、2島引き渡しで解決目指す 極秘文書=共同通信
2021年5月24日, 18:22 (更新: 2022年4月27日, 22:52) 共同通信は24日、1972年8月3日にソ連の共産党政治局が対日関係改善を協議した際に作成された一連の極秘文書(機密解除済み)を入手したと報じた。
共同通信によると、この極秘文書は、ソ連が日本との関係改善に向け、1956年のソ日共同宣言に基づくハボマイ諸島とシコタン島の「2島引き渡しで北方領土問題の最終解決を目指して作成した平和条約案」などで、23日に判明したという。
露日間の領土問題
日本は1855年に調印された日露和親条約(日露通好条約)に基づき、クナシル島(国後島)、シコタン島(色丹島)、イトゥルプ島(択捉島)、ハボマイ島(歯舞島)を要求している。日本政府は、ロシアと日本との平和条約締結の条件として4島返還を求めているが、第二次世界対戦終結にからむその条約の調印は実現できていない。 1956年、ソ連と日本は共同宣言に署名。その中でソ連政府は、日本との平和条約が締結された場合に2島を日本に引き渡す可能性を検討することに同意している。ソ連はこれで終止符を打つことを望んでいたが、日本は全島返還の要求を放棄することなく、共同声明は問題解決の一部に過ぎないと捉えていた。その後に行われた交渉では何の結果ももたらされていない。 ロシア政府の立場は、島々は第二次世界大戦後にソ連領となり、ロシアがこれらの島々に対して主権を有しているのは疑いようがないというものだ。
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