同組織委員会の発表では、「北京冬季五輪はザギトワ選手をフィギュアスケートの新たな女神に生まれ変わらせる。彼女の素晴らしい演技と輝かしい記録が注目を集めるが、美しい輝きの向こうにはコーチのイニシアチブでグループから除外された経験が隠されている。まさに不屈さと勇敢さがザギトワ選手をもっとも美しい色に開花させた」と強調している。
また、アリーナ・ザギトワ選手は、2018年の五輪で彼女のライバルだったエフゲニア・メドベージェワ選手と同様に、おそらく北京五輪には出場しないと報じられている。両選手は2021/22シーズンのロシア代表メンバーには選ばれなかったが、それなしでは国際大会への道は閉ざされる。
現在、ザギトワ選手は、彼女が出演した映画『ハチとパルマの物語』の先行上映会へ出席するために日本に滞在している。
日本到着時の自己検疫のため、彼女の19歳の誕生日はホテルの部屋で迎えることになった。